伊豆から見える、おすすめの富士山ビュースポット四選を紹介します。

12月の富士山 伊豆旅行

富士山は、静岡県と山梨県のちょうど県境のところにあり、静岡県の東南に位置する伊豆半島から綺麗に見られます。

伊豆からは北方向に向かって富士山を見ることができます。

伊豆への旅行の際、新幹線、車で静岡県を横断する際にも、見ることができます。

実際に現地で見た場合、写真の数倍、ダイナミックさと威厳さが感じられます。

9月の富士山
9月頃の雪のない富士山
11月の富士山
11月の少し雪が積もった状態の富士山
12月の富士山
12月初めの雪が積もった富士山

11月末、12月といった時期になると、朝起きて富士山を見るとたった一日で真っ白になっていたり
ということが起きていて、そうすると冬が来たなという気分になります。

1月の雪が積もった富士山
1月の雪が積もった富士山
2月の富士山
2月の雪の積もった富士山

個人的に好きなのは、冬の富士山です。
真冬に入ると12月初めの富士山の写真よりも、もっと真っ白に覆われます。

富士山の中腹あたりに、口が開いているような穴が見えますがこれは“宝永火口”
江戸時代中期の1707年(宝永4年)に富士山が噴火した際の噴火口です。

幼い頃は、噴火は頂上から上に向かってというような思い込みがあったので、なんで穴空いているんだろうと思っていたのですが、ここから噴火したと聞いたときは驚きました。

伊豆に住んでいる私としては、穴の開いている富士山こそが富士山という認識で
山梨、富士宮、御殿場といった住んでいる場所から見える富士山によって見え方がまるで違うため
それぞれ富士山と言えばで思いつく形や、イメージは異なるのだと思います。

太陽のある南側(伊豆)から見る富士山はより明るく、
南に向かって山梨側から見る富士山は、有名なダイヤモンド富士であったり火山口のない富士山が見られるので、同じ富士山でも見え方は全然変わってきます。

雨や雲に覆われて富士山が全く見えないこともあります。
富士山を見に行くための旅行であれば、週間天気予報など事前の確認は欠かせません。

雲一つないような晴れた天気の日には、とても綺麗にダイナミックに見ることができます。

伊豆半島は山が多く、箱根方面から下田方面に向かって山が連なっているため
熱海市や伊東市からは富士山は隠れてしまっており見えません。

山は三島市、沼津市、函南町、伊豆市、伊豆の国市といった市町村を囲むように連なっているため、このエリア内からですとより綺麗に見ることができます。

伊豆旅行の際に立ち寄りやすい、
お勧めな富士山ビュースポットご紹介します。

赤はこのページでお勧めしている四選
緑は近隣のおすすめスポットです。

400メートルある日本最長の吊り橋で、三島-箱根に向かう国道1号線沿いにあり、山から三島や沼津、駿河湾といった伊豆半島の街を見ながら富士山を見ることができます。

富士山を吊り橋を渡りながら見られます。
富士山よりも足元が気になるかも、、、。

他にも近年ドラゴンキャッスルといった新しいアクティビティもできて、吊り橋以外にも、より楽しめる施設となりました。

絶景とスリル両方楽しめます。

他にも入場料かからずに、レストランやお土産屋さん、軽食などのお店もあります。

綺麗なトイレもあり、吊り橋を渡っている時間はないけれども、
これから箱根を超える、もしくは箱根をようやく箱根を超えてきたという所にありますので、休憩にも立ち寄りやすいです。

営業時間、入場料金

営業時間
9:00-17:00(年中無休)

入場料金
大人  1100円
中高生 500円
小学生 200円

※幼児は無料
※イベントや時期により、料金が異なる場合がございます。
※施設内のその他アクティビティは別途料金がかかります。

駐車料金
無料

引用:三島スカイウォーク公式サイト入場料、営業時間のページ

ケーブルカーで地上から山頂に行き富士山や伊豆半島を楽しむことができます。

日金山という山にある十国峠です。

駐車場、飲食店がある地上から、約3分ケーブルカーに乗車して山頂を目指し展望台から富士山を見ることができます。

十国峠の施設へのアクセスは、最寄りの駅が遠いため、車がほとんどにはなってしまうとは思うのですが、普段あまり乗る機会のないケーブルカーに運賃も安く乗ることができて楽しめます。

熱海駅からバスも出ています。

※季節やタイミングによっては夜楽しめる“天空のナイトツアー”なるものも開催されていて、公式サイトでチェックいただけると旅のタイミング、日程によっては楽しめる可能性があります。

富士山、駿河湾だけではなく、熱海や神奈川方面の相模湾も365度どの方面も遮るものなく見渡せます。

十国峠から見た富士山
十国峠から富士山方面を望む

写真よりも実際に現地で見た方が、よりダイナミックに近くに富士山を見ることができます。

十国峠ケーブルカー内から駐車場を見る
ケーブルカー車内から駐車場を見る

山頂には、写真スポットやカフェも併設されています。

山頂は展望台や写真を撮るスポット、ベンチや寝そべることができるイスなどが多数設置されていて、十国峠と大きく設置された文字モニュメントと共に写真を撮ることも可能です。

1059カフェという近年リニューアルされたおしゃれなカフェも併設されていて、
カフェ内から富士山を楽しむことができます。

テラス席も設置されているので、天気の良い日は外に出て山頂の心地よい空気を味わいながら飲み物や軽食も楽しめます。

夏であれば冷たいドリンクを外のテラスに出て、寒い冬であればホットなドリンクを屋内のカフェ店内で味わえます。

軽食、デザートも販売されています。

ケーブルカー営業時間・運賃

ケーブルカー運行時間
9時00分-17時00分
時刻表
0分/15分/30分/45分 
※15分間隔
※地上駅(山麓駅)、山頂駅 お互いに同時に出発して中央の分岐エリアですれ違います。
※所要時間3分

ケーブルカーの運賃
おとな(中学生以上)
往復730円
こども(小学生)
往復370円

ペット 
300円
※ペットも一緒に乗車できます。

引用:十国峠公式サイト 運賃・営業時間のページ

地上からロープウェイに乗って葛城山(かつらぎやま)山頂に登って富士山を見ます。

ロープウェイは片道10分ほどの工程で、地上から山を登って進みます。
浮いているような感覚で、道路の上、田畑の上、森林の間を通って山頂へ向かいます。

伊豆中央道の上も跨ぎますので、先ほどまで車で走っていた道の上をロープウェイで越えるのは、何か不思議な感覚です。

おしゃれなカフェ、テレビでもたびたび紹介される碧いテラス も併設されていて、優雅にソファや椅子に座りながらおいしいカフェをしながら富士山を楽しめます。

片道料金はハイキングを目的で山を歩かれる方向けです。

私も小学生の頃(何十年も前ですが)、祖父に連れられてロープウェイにのり山頂まで向かい、帰りは反対側の三津方面に歩いて下りました。

初めて乗るロープウェイに大興奮だったけど、なるべく揺らさないで景色を見たのを覚えています。

当時はかなり細い道で長い距離を下った記憶があります。

営業時間、入場料金

ロープウェイ往復料金
大人(中学生以上) 
2500円
子供(小学生)   
1400円
幼児(3才以上)   
900円
※2歳以下は無料です。

ロープウェイ片道料金
大人(中学生以上) 
1800円
子供(小学生)   
1000円
幼児(3才以上)   
600円
※2歳以下は無料です。

ロープウェイ営業時間
夏季 2/16-10/15
運行時間 9:00-17:30(上り最終 17:00)

冬季 10/16-2/15
運行時間 9:00-17:00(上り最終 16:30)

引用:伊豆パノラマパーク入場料、営業時間のページ

沼津市の香貫(かぬき)にある山です。
沼津の街を見ながらより近くで富士山を見られます。

沼津駅から少々距離ありますが、ハイキングコースとして程よい距離感です。
駐車場もありますが、停められる台数が多くないため休日には満車の可能性があります。

JR三島駅の新幹線ホームは高架上にありますので見晴らしがよく、三島駅に新幹線で到着しホームに降り立つと北方面に富士山を見ることができます。

東京方面から、名古屋、新大阪方面に向かう乗車中の車内からも、三島駅を通りすぎるくらいから進行方向に向かって右を見ていると富士山が見えます。

三島から新富士駅間は、富士山をかなり近くに綺麗に新幹線に乗りながら富士山を楽しめる区間となります。

富士山を綺麗に見るには、東京方面から向かって右側の窓側に席を確保して置く必要があります。

大阪、名古屋方面から東京方面に向かう場合は、進行方向向かって左の窓側に座ると見やすいです。

東海道線(在来線)で三島駅到着の場合は、建物に遮られホームからは見えません。
乗車中には、車窓から富士山が見られます。

伊豆箱根鉄道沿線からも良く見えます。

三島-修善寺間を走る伊豆箱根鉄道駿豆線沿線でも富士山を綺麗に見ることができます。

三島駅を出発した電車は、三島二日町駅を過ぎたあたりから田畑などが増え見晴らしがよくなりますので、修善寺方向とは逆、三島方面に向かって目をやるとひときわ大きな山が見えるようになります。
それが富士山です。

沿線上には富士山と伊豆箱根鉄道が一緒に移るように写真を撮っている方も電車に乗りながら見つけることができます。

富士浅間大社
伊豆半島からみる富士山よりも、かなり近く大きく富士山を見ることができます。

浅間大社でお参りし、透き通った富士山からの雪解け水が湧いて出ている湧玉池を見ながら見える富士山、特にここから見る冬の富士山は綺麗で、個人的にとても好きです。

富士宮に行った際には、ぜひ富士宮焼きそばを食べることもお勧めしたいです。

富士市の東海道新幹線沿いの道
田畑の中を走る県道に平行して東海道新幹線が走っています。その奥に富士山があり
東海道新幹線とセットで見ることができます。

新幹線に乗車中の場合も、富士山を綺麗に見られるお勧め区間となります。

もう少し静岡寄りの富士川の河川敷からも、富士山と東海道新幹線をセットで見ることができるとても
おすすめスポットです。国道1号線沿いからに向かい河川敷から見ることができます。

富士川から見る富士山と東海道新幹線
富士川から見る富士山と東海道新幹線

御殿場アウトレット
有名なショッピング施設です。

以前は遊園地だった広大なエリアがすべてショッピング施設となっており、近年、宿泊施設、新エリアも完成し益々拡大が進んでいます。

新エリアは高い位置にあるので、そこから富士山が良く見えます。

静岡で有名なハンバーグレストラン 炭火焼レストラン さわやか も御殿場アウトレット内に出店しています。

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