静岡県東部南の観光エリアとしても有名な伊豆半島にある駅一覧です。
他県をつなぐ東海道新幹線、東海道線、ローカルな雰囲気の伊豆箱根鉄道、伊東線、伊豆急行線といった電車が走っています。
どのような路線や駅があるのか、
旅行、観光、の参考になれば嬉しいです。
※このブログでは、熱海市、三島市、函南町、清水町、沼津市より南を伊豆としています。
東海道新幹線
東京から約1時間で到着する伊豆には、東京、品川方面ー名古屋、新大阪方面を結ぶ東海道新幹線が走っており、伊豆には二駅、新幹線の停車する駅があります。
停車駅
JR熱海駅、JR三島駅に新幹線は停車します。
一部のひかり号と、こだま号が停まります。
駅順
東京-品川-新横浜-小田原-熱海–三島-新富士-静岡-(名古屋、新大阪方面)
東海道新幹線には、のぞみ号、ひかり号、こだま号があります。
東海道新幹線には、「のぞみ号」、「ひかり号」、「こだま号」の3種類があります。
のぞみ号
東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪に停車します。
ひかり号
一部静岡県内の駅にも停車します、熱海駅(一日三本)、三島駅(二時間に一本程度)
こだま号
各駅停車ですべての駅に停車します。
のぞみ号に乗車の場合、事前の乗り換えが必要です。
東京、新横浜方面から、のぞみ号、ひかり号乗車の場合
のぞみ号に乗車の場合
新横浜駅の時点で、こだま、もしくは熱海駅、三島駅に停車するひかりに乗り換えておかないと、静岡県の駅をすべて通り過ぎて、名古屋まで行ってしまいます。(名古屋-新横浜間 約1時間20分)
ひかり号に乗車の場合
熱海駅、三島駅には一部の列車しか停まらないため、停車しないひかり号に乗っている場合は事前に乗り換えが必要となります。
ひかり号は、のぞみ号よりは多くの駅に停車しますが、(近くの駅で言うと、小田原駅、静岡駅)この二駅もすべてのひかり号が停車するわけではないので、通り過ぎてしまったら次のひかり号停車駅まで進んで、熱海、三島方面に戻ってくることになります。
私は、静岡県内では大きい地方都市である静岡駅や浜松駅には、ひかり号はすべての列車停車すると、思い込んでいたのですが、この二駅も停まらない列車もあることに、成人してから知りました。
関東(都内)方面から伊豆に向かう場合には、こだま号がおすすめ。
東京、品川、新横浜といった関東方面から、熱海駅、三島駅に向かう場合、最初からこだま号に乗車して向かうのがお勧めです。
近くの駅までのぞみ号で行って、各駅停車のこだま号に乗り換えようということも考えられるかもしれませんが、東京、品川、新横浜、小田原、熱海、三島、新富士と続く駅の内、のぞみ号は東京、品川、新横浜は停車しますので、実質停車しない駅は小田原駅のみとなります。
自分の場合は、基本こだま号に乗る前提でいて、時刻表調べ、三島や熱海に停まるひかりが丁度良い時間にあったら「ラッキー!ついてる!」と得した気分でひかりに乗ります。
東京方面から所要時間目安(こだま号) | |
区間 | 所要時間 |
東京-熱海 | 約41分 |
品川-熱海 | 約34分 |
新横浜-熱海 | 約23分 |
小田原-熱海 | 約7分 |
東京-三島 | 約50分 |
品川-三島 | 約45分 |
新横浜-三島 | 約32分 |
小田原-三島 | 約15分 |
熱海-三島 | 約6分 |
東京発の新幹線最終列車(終電)は、三島駅止まりのこだま号
東京発の新幹線の最終列車は、2023年時点で、22:48分 東京発→23:39分 三島止まりのこだま号なので、何とかその日中に熱海か三島に行っておきたいという場合は、一番最後の新幹線で伊豆に来られるため、頭に入れておくとよいかもしれません。
三島止まりが最終なのは、私が子供のころ(何年、もしかしたら何十年も前からなので、当分変わらないのではと思います。)
関東に遊びにいった帰りによく利用しました。
新大阪、名古屋方面から、のぞみ号、ひかり号乗車の場合
のぞみ号に乗車の場合
関西方面から三島駅、熱海駅に向かうの場合は、名古屋駅でこだま号、もしくは三島駅、熱海駅に停車するひかり号に乗り換えが必要となります。
のぞみ号名古屋の次に停車する駅は新横浜駅となります。新横浜まで行ってしまうと
熱海駅まで戻ってくるのに23分ほど、三島駅まで32分ほど時間がかかります。
ひかり号に乗車の場合
三島駅、熱海駅にはすべてのひかり号が停車するわけではないため、この二駅に停車しないひかり号に乗車の場合は、事前に浜松駅や静岡駅にてこだま号に乗り換えておく必要があります。
名古屋方面から所要時間目安 | |
区間 | 所要時間 |
名古屋-熱海 | 約1時間54分 |
浜松-熱海 | 約1時間6分 |
掛川-熱海 | 約53分 |
静岡-熱海 | 約23分 |
名古屋-三島 | 約1時間41分 |
浜松-三島 | 約54分 |
掛川-三島 | 約41分 |
静岡-三島 | 約22分 |
熱海-三島 | 約6分 |
関西方面から三島、熱海行きの最終新幹線
三島駅まで行ける最終の新幹線
こだま号(三島止まり)
新大阪駅 20:42発→名古屋駅 21:44分発→三島駅 23:22着
熱海駅まで行ける最終の新幹線
こだま号(東京行き)
新大阪駅発 19:48 →名古屋駅 20:46発→三島駅発 22:33→熱海駅 22:40着
(2023年時点)
ヤマハスタジアム、エコパスタジアム、エコパアリーナからの最終新幹線
Jリーグ観戦でジュビロ磐田のホーム、ヤマハスタジアム、日本代表戦でエコパスタジアムで観戦した後や、コンサートでエコパアリーナに見に行った後に伊豆方面に向かう最終の新幹線は
東海道新幹線 三島駅行き
こだま号 三島止まり
浜松駅 22:32発→掛川駅 22:44発→三島駅 23:22
東海道新幹線 熱海駅行き
こだま号 東京行き
浜松駅 21:35発→掛川駅 21:48発→三島駅 22:33発→熱海22:40分
この電車で三島駅に到着しても熱海駅方面の東海道線はすでに終了しています。
(22時台に終了しています)
沼津駅方面行きはまだ電車あります。
(熱海 0:17発-三島 0:32発-沼津 0:37着)
ヤマハスタジアム、エコパスタジアム、エコパアリーナの最寄りは浜松駅、掛川駅ではなく、東海道線の愛野駅となりますので、東海道線で移動が必要です。
会場から、愛野駅、浜松、掛川駅といった駅までの移動時間も含めてご確認ください。
東海道線
東海道新幹線と平行するように、東海道線は伊豆を通ります。
熱海駅がJR東日本とJR東海の境の駅となりますので、熱海止まりの電車が多く、東京方面に進む場合も、三島、沼津方面に進む場合も、乗り換えが必要になることが多いです。
東京方面から15両といった長い電車が、4両編成程の短い編成に変わり、電車の色もそれまでの黄緑色の電車からオレンジ色主体に変わります。
関東方面から遊びに来た場合、急にローカルな雰囲気が出てくるので、地方に遊びに来た雰囲気を感じられることでしょう。
停車駅
熱海駅、函南駅、三島駅、沼津駅に停まります。
駅順
(東京方面)-湯河原-熱海–函南–三島–沼津-片浜-(静岡方面)
伊東線、伊豆急下田線
熱海駅から伊豆急下田駅まで、相模湾沿いを各駅停車で約1時間35分ほどでひたすら南下する路線です。
海沿いを走るということもあり、海方面に座席が向いていたりと景観を楽しむ工夫がされた列車も走っています。
伊豆急下田駅と記載がありますが、下田駅と伊豆急下田駅が別々にあるというわけではなく、静岡県の下田駅=伊豆急下田駅です。
熱海から伊東駅まで(所要時間約25分)がJR伊東線、
伊東駅から伊豆急下田駅まで(所要時間約1時間10分程)の区間が伊豆急下田線という扱いになります。
一旦伊東駅で乗り換えが必要な電車や、熱海-伊豆急下田まで行ける電車があります。
「サフィール踊り子号」、「踊り子号」といった特急列車も走っています。
キンメ電車、黒船電車
キンメ電車、黒船電車は外装、内装が装飾された観光列車です。
金目鯛や下田にペリーが黒船で来航したことにちなみ名付けられたこの列車には、普通乗車券で乗車することが可能なので、時間など調べずにたまたまホームに入ってきたという場合、そのまま乗り込むことができます。
人気がありますので、河津桜シーズンなど、タイミングによっては座れないかもしれません。
伊豆箱根鉄道 駿豆線
三島駅から修善寺駅までを約45分程で結ぶ路線です。
伊豆箱根鉄道には駿豆線と大雄山線があり、大雄山線は神奈川県の小田原駅から大雄山線を結びます。
駿豆線は伊豆の内陸部を走ります。
三島駅を出た駿豆線は住宅地を走り、山に囲まれているということもあり田んぼなどのどかな緑に囲まれた中を3両ほどの車両で走ります。
修善寺駅まで海は1度も見えません。
三島二日町駅を過ぎたあたりから、修善寺駅に向かって反対側(三島駅方面)を見ると大きな富士山を望むことができます。
特急「踊り子号」は、熱海を経由して、下田方面、修善寺方面に分かれて進みます。
東海道線を走ってきた特急踊り子号は、熱海駅にて下田方面と修善寺方面に分かれ、修善寺方面の電車はそのまま三島駅まで東海道線を走り、三島駅で伊豆箱根鉄道 駿豆線内に入って修善寺駅へと向かいます。
伊豆の駅で交通系ICカード(Suicaなど)使用可能??
熱海駅がSuicaエリアとTOICAエリアの境界となります。
東京、神奈川など、Suicaエリアから乗車し、熱海駅で降りる場合は、通常使用通りそのまま自動改札で降りられます。
熱海を超えて、例えばTOICAエリアである三島駅で下車する場合は、自動改札機で出ようとするとエラーとなってしまうため、有人の改札口で清算が必要となります。
熱海駅からSuicaで入場し、三島駅、沼津駅といったTOICAエリアで下車という場合は、TOICAエリア内での移動となりますので、交通系ICカード全国相互利用サービスという仕組みがあり、いつも通り乗車可能です。
エリアの境界をまたがって使用しなければ、いつも通り乗車、下車が可能です。
エリアをまたがってしまった場合も有人の改札口で清算すれば出られます。
寝台特急サンライズ瀬戸・出雲
熱海駅、沼津駅に停車します。