熱海駅と三島駅に東海道新幹線は停車します。
伊豆半島は、静岡県の東側南にあり、都内から約1時間ほどで、とても行きやすい距離にあります。
伊豆には熱海駅と三島駅の二駅に新幹線が停車します。
そこから在来線やバスに乗り換えて目的の観光地に向かいます。
新幹線であれば、都内から熱海駅まで約35分、三島駅まで約45分と1時間以内で到着しますので、週末の旅行、日帰り旅行といった場合にも、もってこいの観光地です。
東海道新幹線の列車の種類
東海道新幹線には、のぞみ号、ひかり号、こだま号がありそれぞれ停車駅が異なります。
のぞみ号
東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪に停車します。
ひかり号
一部、静岡県内の駅にも停車します、熱海駅(一日三本)、三島駅(二時間に一本程度)
こだま号
各駅停車で、県内、県外問わずすべての駅に停車します。
静岡県内の駅には、のぞみ号は停車しません。
熱海駅、三島駅含む静岡県の全駅にのぞみ号は停車しませんので、事前にのぞみ号が停車する駅にて、こだま号(各駅停車)、もしくは一部停車するひかり号に乗り換えしておくことが必要です。
ひかり号もすべての列車が熱海駅、三島駅に停車するわけではなく、一部のみの停車となりますので、乗車駅にて停車駅一覧を確認しておかないと、大阪方面から伊豆方面に向かう場合には新横浜、都内方面から向かう場合は名古屋まで行ってしまう場合があります。
東京方面から伊豆に向かう場合
のぞみ号に乗車の場合
新横浜駅の時点でこだま号、もしくは一部の熱海、三島に停車するひかりに乗車していないと、静岡県内の駅全てを飛ばして名古屋まで行ってしまいます。
新横浜-名古屋間 約1時間20分ほどかかり、その間一駅も停まりません。
ひかり号に乗車の場合
東京、品川、新横浜まではすべてのひかり号が停車します。
その次の小田原、熱海、三島に停車するかどうかの事前の確認は必須です。
熱海、三島に停車しないひかり号に乗車の場合、通りこして次のひかりの停車駅まで進んでしまいます。
のぞみ号やひかり号は東京、品川、新横浜は、すべて停車します。熱海、三島に向かう場合で停車しない駅は小田原駅のみとなりますので、乗り換えの想定なしで最初からこだま号で向かっても良いと思います。
新大阪、名古屋方面から伊豆に向かう場合、
のぞみ号に乗車の場合
名古屋の時点で、こだま、もしくは一部熱海、三島に停車するひかりに乗車していないと新横浜駅まで行ってしまいます。
名古屋-新横浜間 約1時間20分ほどかかり、その間一駅も停まりません。
ひかり号に乗車の場合
一部のひかり号が三島、熱海に停車します。
三島や熱海に停車するひかりかどうかの確認は必須です。
もし、三島や熱海駅に停車しないひかりに乗車してしまった場合、事前の豊橋、浜松、静岡といった駅でこだま号に乗りかえる必要があります。
座席(こだま号、ひかり号)
こだま号、ひかり号には、
普通車自由席、普通車指定席、グリーン車指定席、車イス対応席、多目的室が
あります。
全席禁煙です。
喫煙ルームが 3号車、15号車(博多寄り)、グリーン車は10号車(東京寄り)にあります。
熱海駅
神奈川県との境目にある熱海駅は、伊豆、静岡県の玄関駅でJR東海、JR東日本の境界駅でもあります。
都内方面から熱海駅まで東京駅から約41分、品川駅から約34分
と新幹線で1時間以内で着きますので、日帰り旅行も十分に可能です。
駅前にアーケード商店街もあり、有名なお店もたくさんあります。
いったん熱海で降りて散策したり、なんなら日帰り旅行など熱海駅を目的地として観光も十分に楽しめます。
熱海駅は山にあるため、駅から海に向かって長い傾斜になっています。
そのため出入口は南の海側に一つのみとなります、山側には出られません。
山側に向かいたい場合は、一度南口を出て山側の北方面に向かう必要があります。
新幹線に乗車の場合も、南の改札口から一旦入場し、まっすぐ進めば新幹線改札口に到着します。
東海道新幹線のほかに、東海道線(在来線)、下田方面に向かう伊東線が停まります。
熱海駅までの所要時間
東京方面から所要時間目安(こだま号) | |
区間 | 所要時間 |
東京-熱海 | 約41分 |
品川-熱海 | 約34分 |
新横浜-熱海 | 約23分 |
小田原-熱海 | 約7分 |
名古屋方面から所要時間目安(こだま号) | |
区間 | 所要時間 |
名古屋-熱海 | 約1時間54分 |
浜松-熱海 | 約1時間6分 |
掛川-熱海 | 約53分 |
静岡-熱海 | 約35分 |
新富士-熱海 | 約18分 |
三島-熱海 | 約6分 |
熱海駅での乗り換え
熱海駅には、東海道新幹線、東海道線、伊東線が乗り入れております。
伊東線、伊豆急行線
伊豆急下田駅方面行の伊東線の始発駅です。
熱海駅を出て伊東駅までが伊東線、伊東駅から伊豆急下田駅までが伊豆急行線となります。
“キンメ電車”、“黒船電車”といった観光電車も走っていて、普通乗車券で乗車が可能です。
人気車両ですので、混雑必須ですが、もし目の前のホームに入ってきた場合、そのまま乗車できます。
東海道線(在来線)
上り(東京 小田原方面行)
下り(三島、沼津方面行)があります。
熱海駅はJR東日本とJR東海の境界駅なので、たくさんの東海道線が熱海止まりとなります。
下り(静岡、三島方面)で熱海まで来た場合は、長い編成の車両だったのが、熱海発、三島、沼津方面行になると車両も短くなり、電車の色も変わります。
地方に来た感じが出てきます。
駅弁
東華軒、駅弁屋の弁当を購入できます。
改札を出てすぐの駅ビル、ラスカ熱海にもたくさんのお店、飲食店があります。
熱海駅周辺の観光
熱海駅は、下田、静岡、東京といった各方面に向かうことができるターミナル駅です。
熱海駅周辺でも十分に観光できます。熱海を目的地とした日帰り旅行も良いかもしれません。
駅前から、海に向かってたくさんの飲食店、土産屋、そして下りきったところに海水浴の楽しめる海があります。
駅前から海に向かって(徒歩約15分)ずっと下り坂です。
・キャリーバッグをあずけて、手ぶらで散策したい。
旅行に際に大型のキャリーバッグを持ち歩くことは多いと思いますが、
熱海駅から海に向かってずっと坂になりますので、キャリーバッグを持って移動するのはかなり大変です。
一旦熱海駅で降りて駅周辺を周りたい、が荷物で両手がふさがっている。
手ぶらで食べ歩きしたい!でも、コインロッカーにはとても入らないというような場合、大型荷物を数時間預かってくれる場所も駅前のビル(駅出て左斜め前)にあります。
駅周辺の施設
・ラスカ熱海
駅直結の駅ビル“ラスカ熱海”は、お土産屋さん、弁当、伊豆名産品の購入が可能です。
・アーケード商店街(熱海 平和通り商店街)
ラスカ熱海を通りながら、駅の目の前にはアーケード商店街があり、
駅から屋根がかかっており雨の日でも濡れずに駅からアーケード街を楽しむことができます。
飲食店、カフェ、パン屋、様々なお店が立ち並びます。
海に向かって進むアーケードになりますので、斜めになっています。
・熱海プリン
近年熱海の名物として有名な熱海プリンもアーケード街で購入可能です。
・熱海サンビーチ
駅から徒歩15分程下ると海にでます。“熱海サンビーチ”は砂浜となっていて、夏には海水浴も楽しめます。海水浴シーズン以外でも散歩したり
・熱海銀座
サンビーチからほど近い商店街エリアがあります。熱海駅前のアーケードからずっと長い坂道ですが、
熱海銀座は平らな道です。
熱海会場花火大会
熱海湾で頻繁に行われる花火大会です。
花火は夏のイメージですが、春から冬にかけて行われます。
頻繁に行われるということであれば、規模は小さいのかなと思われるかもしれませんが、そんなことはなくむしろこの距離感でこんなにたくさんの花火が見られるのかとびっくりするほどの迫力です。
浜辺にで寝そべってみたり、宿から見たり、駅から海に向かいながら見たりと、様々な楽しみ方ができます。
駅周辺の宿泊施設
熱海温泉で有名な熱海は、町全体に宿泊施設たくさんあります。
旅館はもちろんのこと、ファミリー、カップルで泊まれるホテル
駅から歩いて行ける距離にも数多くあり、ビジネスホテルもあります。
宿泊施設に困ることはないと思います。
レンタカー
熱海駅周辺にはいくつかのレンタカー屋さんがあります。
三島駅
各駅停車こだま号と一部のひかり号が停まります。
東京駅から約50分、品川駅から約45分ほど、都内から1時間見ておけば到着する三島駅。
新幹線のホームに降り立つと北側に富士山が見えます。
新幹線口(北口)、と南口があります。
南口は富士山をイメージした形となっています。
三島周辺は富士山の雪解け水が湧き出ており、町の案内板にはよく“せせらぎ”という言葉が記載されています。
三島駅までの所要時間
東京方面から所要時間目安(こだま号) | |
区間 | 所要時間 |
東京-三島 | 約50分 |
品川-三島 | 約45分 |
新横浜-三島 | 約32分 |
小田原-三島 | 約15分 |
熱海-三島 | 約6分 |
名古屋方面から所要時間目安(こだま号) | |
区間 | 所要時間 |
名古屋-三島 | 約1時間41分 |
浜松-三島 | 約54分 |
掛川-三島 | 約41分 |
静岡-三島 | 約22分 |
新富士-三島 | 約9分 |
熱海-三島 | 約6分 |
三島駅時刻表
三島駅での乗り換え
三島駅には、東海道新幹線、東海道本線、伊豆箱根鉄道が乗り入れています。
沼津経由の御殿場線も1日の内 朝、夕方の何本か乗り入れています。
伊豆箱根鉄道
三島駅は、終点、修善寺まで向かう伊豆箱根鉄道の始発駅です。
“いずっぱこ”とも呼ばれています。
北口方面にある新幹線を降りて、南口にある伊豆箱根鉄道の改札口まで移動して乗車します。
そのまま伊豆箱根鉄道の改札前で切符を購入可能です。
北口改札から出てしまうと、大回りして南口に周る、もしくは入場券を買う必要が出てきますので注意が必要です。
東海道線(在来線)
上り 熱海方面、下り 沼津、静岡方面行の在来線です。
沼津駅までは1駅 約5分です。
駅弁
桃中軒のお弁当を購入できます。
新幹線のホーム、改札前、南口の改札外にお店があります。
駅での食事
北口(アスティ)、南口(ASTYサウス)という駅ビル内に、コーヒーショップ、レストランなどあります。
アスティ三島のサイト
北口、南口共に改札外にコンビニあります。
駅にも売店があります。
駅周辺の宿泊施設
三島駅北口(新幹線口)、南口共に歩いて行ける距離にビジネスホテルがあります。
北口駅前には、東横INN 富士山三島駅がありますが、他には特になく、
南口の方が多いです。
南口駅直結で、富士山三島東急ホテル、他にも徒歩5分ほどのところにドーミイン三島といった全国展開しているホテルもあります。
駅周辺の観光
楽寿園
南口徒歩5分以内の場所にある、巨大な公園です。ミニ動物園でもあり、レッサーパンダ、アルパカ、プレーリードッグといった様々な動物を見られます。ミニ電車など動物の周りを走る電車もあり、お子様連れにも優しいです。
イベントも多々行われています。
三島大社
三島駅 南口から徒歩約15分のところにあります。三島駅から歩いても途中綺麗な川沿いの遊歩道を歩いて向かうこともできます。伊豆箱根鉄道にのって三島広小路駅(徒歩約10分)、三島田町駅(徒歩約7分)といった駅からも歩いて向かえます。
三島広小路駅であれば、三島の商店街を通って大社に向かえます、三島田町駅は最寄りですが、道中に立ち寄るお店はあまりないです。三島駅から三島大社まで歩き、その後三島田町駅から乗車して修善寺方面に向かうといったことも良いかもしれません。
三島市民文化センター(ゆうゆうホール)
三島駅前にあるイベントホール(大ホールのキャパシティーは1202席)です。コンサート、映画の上映など行われます。
レンタカー
北口(新幹線口)、南口 共にレンタカー屋さんあります。
駅前での待ち合わせ
北口(新幹線口)、南口共にロータリーがあります。
コンビニ、飲食店あります。
富士山を見て楽しむなら伊豆旅行。
伊豆半島から富士山を綺麗に見ることができます。
富士山を楽しむ旅行であれば、三島、沼津、修善寺方面といったエリアへの旅行がお勧めです。